旅行中に雨？プーケットのリアル雨季事情

5月の中旬からプーケットの雨季が始まりました。

旅行に行くとき、滞在中の天気は一番気になるといっても過言ではないですよね。

「プーケットは雨季だし今回はやめておこうかな・・・」

「一日中降ってたらビーチにも行けない・・・」

これ、間違っています。

プーケットは5月から10月までが雨季、11月から4月までが乾季。

ざっくりと２つのシーズンに分かれています。

雨季というと日本の梅雨のようなイメージでとらえがちですが、

実際は晴れているのに急に雨がふり出し、

20分から1時間ほどでやむ南国特有の雨がほとんど。

雨が上がった後の空気の綺麗さ、はればれした感じはとても気持ちいいです。

ビーチはプーケットの西側は波が出てきて透明度が落ちてくるので

ダイビングはオフシーズンに入ります。

ダイビングと交代で出てくるのが、サーフィン。

カタ、カロンビーチはサーファーの間でも有名なビーチで

波を求めサーファーが世界各地から訪れます。

また、乾季のころは欧米人がたくさんいるビーチも

雨季になるとどの国も大型連休がないため、ビーチを独り占めすることもできます。

私自身、ホテルからサンダルをはいて歩いてビーチに行き、

ザザーン、という波の音に身を任せてしばらくぼーっとすることもあります。

静かなビーチでまったり、たまに雨が降るのを眺め、雨の香り、海の波音を楽しむ。

そしてホテルに戻ってきてバスタブに浸かり日常の疲れを癒す。

解放感があり、静かな雨季ならではの楽しみ方です。

雨季とはいえ、はれの日は乾季の時と同じような

綺麗な海のグラデーションを見ることができます。

また、雨季の時期の夕日も絶景です。

雲がない夕日も綺麗ですが、雲があると太陽の光がそれぞれに反射し、

海に落ちていく夕日が空をダイナミックに、そして芸術的に染め上げます。

静かな雨季。

海と山、夕日、忙しい毎日から抜け出して自然のパワーを吸収してみてください。